アレックス・エンクィリオ
1998年瓜生氏は、ドキュメンタリー映画「神の子たち」の撮影にてアレックス・エンクィリオに出会った。水頭症を患い特別な治療を必要とする少年だった。瓜生氏は、アレックスの面倒を見ることを決心した。サントトマス大学(UST)病院で診断を受けたアレックスくんは、非感染水頭症のほか一次肺結核にもかかっている事が判明し、わずか2か月の命しかないと宣告された。
アレックスは、1996年1月30生まれで、出産は正常であった。身体も普通の子供と変わりはなかった。ところが、出産3ヶ月後子供の頭部が膨張し始めた。医者の診断を受けたが、お金がなく治療が遅れた。母親は、漢方薬やまじない師等いろいろな方法でアレックスを治そうとした。2002年11月瓜生氏がアレックスを連れてサントトマス大学病院へ通うようになってから頭の膨張が止まった。 |
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写真は、瓜生氏が初めて会った時の2才になるアレックスくんの病状。 |
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NEWSPAPER:恵まれないフィリピンの子供たち
に希望を与える恩人の瓜生敏彦
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アレックスは、小児神経科医により診断を受けたが、一次肺結核にもかかっているが判った。医者たちは、合併症をおそれすぐに治療することを勧めた。あとになって分かったことだが、アレックスの父親も肺結核を患っていた。医者は、アレックスをしばらくの間親から切り離すことを勧めた。
 
UST病院で治療を受けるアレックスくん |
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健康状態が著しく改善した |
アレックスくんの必要な医療費、援助のすべては、財団が負担した。11才になったアレックスは、手を上げたり、足で蹴ったり、頭も持ち上げることが出来るようになった。2か月の命しかなかった彼に奇跡が起きたとしか言いようがない。痩せこけた病気持ちのアレックスくんは、今ではよくおしゃべりをしたり、人を笑わせたり元気でいる。瓜生氏のことを「パパ・トシ」と呼び、いつかは学校に入って2人の妹に加わるという希望を持っている。長男で2人の妹があるお兄ちゃんは、いつかきっと快復し自分で自分の面倒をみるという強い意志をもっていることは、見ての通りである。

2007年1月31日アレックスの11才の誕生日。 「大変暖かいご支援ありがとうございました。」
ホームケア・センター、パヤタス

2006年11月財団は、ホームケア・センターの建設に着工した。同センターは、パヤタスのパンパンガ通に面しており、土地面積は、およそ48平方メートル。病室に、換気扇、トイレ付で完備されている。薬もそれっており緊急時の応急措置も提供している。

CIFの目標は、支援を可能にすることである。ホームケア・センターには、マリア・ソリーナさんが控えており、アレックスくんの面倒をみている。CIFの目指すところは、医療ニーズのほか、愛情のこもったケアと支援を与えることによって患者を元気付けることである。
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パヤタスにあるCIFホームケア・センター。医療任務を目指し、病人に対する継続的支援を可能にした。各病室に通じている空間のある廊下。 |
アレックスくんの部屋に通じている 洗面台とトイレ。 |
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アレックスくんに提供された部屋。診断日やセラピーの予定は、担当者のベイビーさんが管理している。 |
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